【MTGアリーナ】グルールアグロでミシックランクを駆け抜ける!【ランク戦BO3】
じんぐるじむです。
最近はずっとBO3戦でランク上げをしていますが、なかなか勝てないです。以前使っていたバントミッドレンジ(テーブルトップで使用)を辞めて、今月はグルールアグロでやろうと決めてました。ダイヤモンドランクまではBO1でやっていたのですが、サイドボードも固めようと思い、BO3戦に切り替えて使い続けて何とかミシックランクに到達できたのですが、そこからなかなか勝てないです。みんな強い。
現段階では勝率は5割というところでしょうか。
環境を見ると、最近はラクドスサクリファイスを多く見るような気がします。青白コントロール用に作ったデッキだったのですが、あまり当たらないので、サイドボードと一緒にメインの方も若干いじって、どの形が一番しっくりくるかを検討中です。
グルールアグロデッキは、構成がシンプルで使い方が比較的わかりやすくなっていて、”1戦の時間を短くしたい!”という方や、”クリーチャーで殴り勝ちたいんだ!”という方にはオススメです。
プラチナ帯やダイヤモンド帯のBO1戦では、先手を取れば大体勝てました。
今日はグルールアグロデッキの紹介をしたいと思います。
※あくまでMTGアリーナ内でプレイした結果、私が思う主観的な内容になっていますので、間違っている部分が多々あると思いますが、ご了承ください。
『目次』
① グルールアグロデッキとは
《 グルールアグロの特徴 》
グルール色(赤緑)で構成されたビートダウンデッキ(クリーチャーを中心としたデッキ)です。複雑なプレイングがほとんどなく、クリーチャー展開によってガンガン相手ライフを削っていくデッキです。トップメタにも上がってくる赤単アグロデッキと傾向は似ている部分もありますが、緑色が加わることによって、クリーチャーの全体的なパワーが高くなり、殴り合いとなった際にその強さを発揮できます。また、クリーチャーそのものを強化するカードも多く、赤単アグロよりも少し守りの部分が強くなっていて、攻守のバランスが取れた戦い方が可能となっています。
速攻を持つクリーチャーも多いです。特に現在のスタンダード環境では2マナ域のクリーチャーが使いやすく、且つすぐれた能力を持っていて、デッキに採用されやすくなっているのではないかと思います。序盤からガンガンクリーチャーを展開していき、相手ライフにプレッシャーを与えていきましょう。
《 グルールアグロの戦術 》
〇序盤
序盤は、1マナ、2マナ域のクリーチャーを出していって、相手ライフを削ってくのが理想です。3ターン目までの流れをしっかりと考えていることが重要です。現在のスタンダードでは全体除去が強く、土地が4つそろうと全滅させられる可能性が高いですから、そこまで見据えたクリーチャー展開が必要です。
クリーチャーは常に複数場にいるような立ち回りが望ましいです。対戦するデッキにもよりますが、全体除去を除けば、バウンスや生贄による妨害がデッキコンセプト的にかなり厳しく、攻めの手が止まってしまうことになります。毎ターン攻め続け、2~3体くらいのクリーチャーが場にいる状態で、相手にプレッシャーをかけ続けることができるとだいぶ有利になります。
速攻クリーチャーは、返しのターンでプレイする方が、相手に読まれにくいので、相手のデッキに応じて出すべきか、我慢するべきかを考えないといけません。
〇中盤
序盤で相手のライフを削りつつ、マナを伸ばしていけると理想的です。できれば4マナ、5マナ域のクリーチャーを採用しておいて、中盤でフィニッシャーとして活躍させることが望ましいです。確実にライフを削りきれる場合は良いのですが、焦りすぎて攻めが単調にならないよう、堅実にライフを奪っていき、終盤に繋げていきましょう。
お互いに盤面がある程度固まった状態では、軽い速攻クリーチャーは展開するのを我慢し、終盤の最後の最後でライフを削りきるために、相手のターンの返しでプレイします。 中盤で引いた軽量速攻クリーチャーは返しに打つ「ショック」のようなものという認識を持っていても良いかもしれませんね。なお、この時点で相手に盤面を支配されていると、逆転は厳しくなります。序盤から中盤にかけて、以下に攻め続けるかが大切だということです。
〇終盤
返しの速攻クリーチャーや、強化系の呪文を使って、相手ライフを削り切ります。相手ライフが5点以内なら圏内です。逆に自分のライフが減りすぎていないか注意し、相手の返しでライフレースがどうなるかを常に考えてプレイすることが大切です。
《 グルールアグロデッキの強み・弱み 》
全体を振り返ってみると、序盤・中盤の動きがかなり重要で、そこで盤面を制圧できていなければ、勝率はぐっと下がる気がします。というのも、ドローソースが乏しいため、序盤からの攻めをかわされると、息切れしやすく終盤には何も出せない展開になりやすいからです。
アグロデッキ相手には真っ向から対抗できるので強さを見せますが、ミッドレンジからライフゲインを多く採用するコントロール系のデッキには厳しいと思います。
〇比較的勝率が高かったデッキ | 〇苦手なデッキ |
---|---|
赤単アグロ | ティムール再生 |
青白コントロール | ティムーㇽアドベンチャー |
ラクドスアグロ | ラクドスサクリファイス |
全体除去に対してやはり弱く、最近流行りのティムールカラーのデッキには苦手意識があります。青白コントロールに対しては、全体除去がサクリファイスデッキも「初子さらい」がかなり刺さるので分が悪いです。現環境のメタゲームを考えると、有利になるデッキが少なく、現段階では使いづらいかもしれませんね。
② グルールアグロデッキ:サイドボードの薦め
では、使用したデッキのリストはこちら
【奔放なる獣たち:グルールアグロ】
<メインボード>
3 生皮収集家 (GRN) 141
4 探索する獣 (ELD) 171
2 グルールの呪文砕き (RNA) 179
7 森 (THB) 254
4 砕骨の巨人 (ELD) 115
2 ドムリの待ち伏せ (WAR) 192
4 奔放の神殿 (THB) 244
7 山 (THB) 253
4 踏み鳴らされる地 (RNA) 259
4 恋煩いの野獣 (ELD) 165
4 義賊 (ELD) 138
2 運命の神、クローティス (THB) 220
2ザル=ターのゴブリン (RNA) 215
2ボーラスの壊乱者、ドムリ(RNA)
3 エンバレスの宝剣 (ELD) 120
2 鍛冶で鍛えられしアナックス (THB) 125
2 争闘 // 壮大 (RNA) 223
2 エンバレス城 (ELD) 239
<サイドボード>
2 ドムリの待ち伏せ (WAR) 192
4 変容するケラトプス (M20) 194
3 軍勢の戦親分 (GRN) 109
2 溶岩コイル (GRN) 108
2 エンバレスの盾割り (ELD) 122
2 舞台照らし (RNA) 107
赤単を意識して軽量除去を持ちつつ、重たいクリーチャーで攻めたいという思いが強く、このような感じで組んでみました。ドムリの待ち伏せを最大4積みできるようにして、除去を最優先した形になっています。そのため、赤単に対しては高い勝率であり、先手ではほぼ確実に勝利できました。「鍛冶屋のアナックス」と「エンバレスの宝剣」との組み合わせはかなり強く、バウンスや除去等をされなければ、まさに一撃必殺です。「ボーラスの壊乱者、ドムリ」がかなり優秀で、アグロデッキに対してのクリーチャー除去能力はもちろん、コントロールデッキに対しても、クリーチャーの打ち消し無効と、大きな仕事をしてくれるために、「探索する獣」が大暴れできます。ドムリが場にいると、テフェリーを比較的容易に除去できましたから。ただ、その返しにほぼ確実に「エルズペス、死に打ち勝つ」を撃たれましたが(笑)
「争闘/壮大」はコンバットトリックに使ったり、夢さらいに対するけん制になったりと使いやすく、赤単や同型には「義賊」が働いて、シナジーのきいたカードを奪ったりと様々な立ち回りが可能で、楽しいです。
そして、なにより一戦一戦が早い。BO1というのももちろんですが、毎回10ターンくらいで決着がつくので、時間がないけどランク上げをしたいときにおすすめですね。 以上、本日のMTGアリーナでした。今度は、ランク戦で見かけた面白コンボのデッキを作ってみようと思います。
ではまた。